「日本認知症学会 2017年」

本日は、日本認知症学会に参加しました。

「はじめに」

人間は、生命維持に必要なシステムの一つが機能不全に陥ると死に至ります。
認知症が増えている背景には、医学の進歩に伴い他の臓器不全や病気による死亡が減っている事があります。
他の疾患でも同じですが、認知症を治療しても、加齢自体は止める事ができず、将来的には、認知・身体機能の低下をきたし、死に至ります。

医学・介護介入をすればするだけ、寿命は伸びますが、費用もかかりますので、
「どこまで費用をかけるべきか。」「どう生きるべきか。」を決めないと、高齢化の進む日本は破綻するでしょう。

認知症の対策としては、少子化・教育に人手を回す必要があるため、認知症の研究、合理化・省力化には投資を行い、質・量の拡大は抑えていく必要があります。

認知症の人への医療給付は、本人が病気の説明を受けて理解し、治療を希望する場合を原則とするのが妥当だと思います。
(家人が希望した場合は医療をしますが、独り者で身寄りがなく、自己判断が不能な人は、原則として、そこまでにすべきでしょう。
あとは、主治医の判断に委ねます。)

今回は、認知症高齢者の自動車運転について記載します。

「認知症高齢者の自動車運転について」

高齢化が進むにつれて、危険運転をする可能性のある認知症の高齢者が増えます。
認知症による交通事故を防ぐため、運転免許証の返上を進めていますが、自主返納による対応には限界があり、強制的に返納させる事も必要です。
現在、認知症と交通事故・違反の疫学データを調査し、精神科・神経内科の先生に判断を任せる方針ですが、労力が多大なため、改良が必要でしょう。

今後は、以下の流れが良いと思います。

① 年齢・認知症の程度と走行距離・運転頻度、時間あたりの事故率・違反率の調査

② ①のデータを10代と比較して、顕著に事故率が上昇する域値を見つける。

③ ②のデータを参考にして、精神科・神経内科の先生に運転免許証についての意見を書いてもらうのが最善なものの、現実的には、マンパワーが足りず、スクリーニング検査が必要です。

④ 認知症の人は、認知機能が低下している事から、運転免許の更新時に試験を課せば、試験に落ちると考えられる。
また、試験にはあまり人手をかけたくない。

⑤ 免許更新時にパソコンで道路交通の一般常識問題を選択式で選ばせる社会実験を行い、認知症の程度と取得点数に相関関係があるかを見る。

⑥ あまりに点数が低い時や、一般人が間違えない問題(例 赤信号は止まるなど)を間違えている場合、専門医に受診させ、評価する。(問題はプールし、その中から出題する。実施時には、インターネットで問題は公開。定期的に文面は改変する。)

⑦ ⑤で選別された高齢者の事故率が、若年世代と同等であれば、良しとする。

⑧ スクリーニング検査が感度と特異度が良い場合は、専門医の診断も先生により差があるため、公平を期すために、テスト結果により、機械的に免許の更新の可否を決める。

以上です。
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プロフィール

服部 泰輔

Author:服部 泰輔
初めまして。服部 泰輔と申します。
本研究所は、日本の社会問題の 解決策を提案する政策研究所です。

本拠地は、愛知・岐阜になります

現在の日本では、高齢者向けの福祉を中心に拡充しつづけた結果、
教育・家族・労働者向けの予算は先進国の最低水準となっています。
また、大学の予算(科学研究予算)も減額が続いています。

これは、将来への投資を限界まで切り詰め、高齢者福祉に充てている末期的な状態と言えるでしょう。

さすがに、
この状況を放置しつづけると、
日本は破綻してしまいます。

将来的には、政党を立ち上げ、専門家・学識者で構成された政党を作りたいと考えています。

ですが、最終目的は社会の修復ですので、手段にはあまりこだわらずに状況に応じて柔軟に考えていきます。

気が向いたら、ご協力いただければ幸いです。

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