「医療コンフリクト マネジメント学会(第6回大会)」

医療コンフリクト マネジメント学会に参加したときの考察です

今回は、日本の医療事故、コンフリクトへの対応です。

 

 「日本の医療の現状と今後」

日本の医療は、高アクセス・低コスト・ほどほど良いクオリティを達成しています。しかし、将来的には、社会の高齢化と医療の高度化に伴い医療給付を多少制限する必要があります。その場合、医療給付を調節するのは、現場の医師となりますので、医療従事者と患者のコンフリクトが増える事が予想されます。

 

「コンフリクトの主たる原因」

コンフリクトの主たる原因は、治療経過・内容への不満(医療事故を含む)や接遇です。

その背景には、医療従事者が、欧米の1314の人数しかいない事が影響しています。

人手不足の解消が最善の解決策となりますが、欧米並みの人数にすると、代わりに、コスト増や医療機関へのアクセス制限などが生じます。

病院患者1人あたりの医療サービスの提供は増えるため、病院での医療事故やコンフリクトは減少しますが、代わりに、病院に受診できずに死ぬ人々がでてきます。

また、今の医療で満足していた大多数の人々は、医療機関への受診そのものが難しくなり、逆にコンフリクトが増えてしまいます。

我が国の医療が、高アクセス・低コスト・ほどほど良いクオリティを維持するためには、医療事故などの医療の不確実性は、目標値を設定し、ある程度は許容する必要があるでしょう。

 

 「今後の対策について」

次に、現場ではコンフリクトが生じた場合の対応です。

 

重大なコンフリクトや医療事故が発生した場合は、患者は感情的になっており、当事者を直接合わせると患者と主治医の間に齟齬や見解の相違があるため、険悪になります。

 

そのため、仲介する第3者が必要となり、専門的な知識のある医療メディエーターが適任でしょう。この医療メディエーターは、病院所属だと患者が信用しない場合がありますので、医療機関からの要請に従い第3者機関から派遣します。(弁護士などの法律家を使うと両者の関係が炎上します。)


 多くの人は話を聞いてもらいたいのが第一ですので、医療メディエーターが患者と家族の興奮が落ち着くまで時間をかけて、回数を重ねて話を聞きます。すると、患者の要望がわかるため、それをまとめて、主治医に伝えます。

医療事故の基本としては、後遺症の生活保障はしますが、訴訟はしません。

医療訴訟は、取り違いなどの完全なる単純ミス以外の治療の結果で、よほど悪質なものを除いて、不幸な転機を辿ったものについては、取り扱いません。

 

 「まとめ」

医療は不確実なものであり、不幸な転機をたどる事があります。完全になくすには、多大な費用がかかり、代わりに、別の問題が発生します。

重大なコンフリクトが生じたら、医療メディエーターに話を聞いてもらって気分を落ち着け、医療訴訟ではなく、後遺症の生活保障(病院からの見舞金も可)を受けるのが良いでしょう。

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プロフィール

服部 泰輔

Author:服部 泰輔
初めまして。服部 泰輔と申します。
本研究所は、日本の社会問題の 解決策を提案する政策研究所です。

本拠地は、愛知・岐阜になります

現在の日本では、高齢者向けの福祉を中心に拡充しつづけた結果、
教育・家族・労働者向けの予算は先進国の最低水準となっています。
また、大学の予算(科学研究予算)も減額が続いています。

これは、将来への投資を限界まで切り詰め、高齢者福祉に充てている末期的な状態と言えるでしょう。

さすがに、
この状況を放置しつづけると、
日本は破綻してしまいます。

将来的には、政党を立ち上げ、専門家・学識者で構成された政党を作りたいと考えています。

ですが、最終目的は社会の修復ですので、手段にはあまりこだわらずに状況に応じて柔軟に考えていきます。

気が向いたら、ご協力いただければ幸いです。

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